![]() 平成26〜27年度: 公募研究13肝臓上皮組織の再生・維持機構の生体内多次元イメージング解析
研究概要肝臓の実質細胞である上皮系の肝細胞は、きわめて高い再生能力を有することで知られています。一方、肝細胞が分泌する胆汁の流路である胆管は典型的な上皮管腔組織ですが、重篤な障害時に肝細胞を新たに産生・供給するための肝前駆細胞を保持する「幹細胞プール」という役割も担っています。我々は最近、マウス肝臓内の胆管樹状構造を3次元レベルで高精細に観察するための新規手法を開発し、従来の組織切片による2次元解析では捉えられなかった、全く新しい肝前駆細胞/胆管系の動態を明らかにしてきました。本研究では、このような3次元組織構造解析に、さらに時間軸をも加えた「生体内(intravital)多次元イメージング解析」の手法により |